甘家寨
甘家寨は「高新路」最南部分の西側、高新一中と接し、高新区一・二期建設の中心的区域に位置し、「高新路」と「科技二路」の2幹線道路の交差部分に跨り、2008年にはネットユーザの間で西安市の十大城中村の一つとして評判になりました。
甘家寨は城中村共通の「汚、乱、劣」という特徴のほか、居住人口が多く、周囲には徐家庄、沙井村など類似の城中村があり,商店と屋台がひしめき多くの学生・出稼ぎ労働者・小商人等が居住しているという特徴があります。
その特殊な地理的位置により,長年、甘家寨は高新区の交通と発展の障害となって来ました。2007年、甘家寨は城中村「移転取壊し」名簿にりストされ、この時の移転計画では移転農民戸数は457戸余り、移転村民は2000人余りになっていました。甘家寨の「移転取壊し」は高新路、科技二路の東西、南北を完全に貫通させ,西安南郊に出入口を増やし、高新区の交通運輸能力を高め、「移転取壊し」後の高新路南部分、科技二路東部分の生活・発展価値が高まり、投資環境の大幅な改善されることが期待されていました。2010年末現在では、すでに「高新路」は「科技二路」と直接交差し、南の終端部分は「科技六路」まで到達しており、高新区のビジネスオフィス区域として発展してきている「唐延路」と至近距離になっています。甘家寨のうち未だ取残されている部分についても「移転取壊し」が進行しています。