陝西中医学院の「国医文化博覧園」は2007年6月に陝西医史博物館、陝西中医学院中薬標本館、人体生命科学館、校史館及び中医薬文化苑から組み合わせ成立したものです。建築総面積が5,000平方メートルです。そのうち、陝西中医学院の医史博物館は面積が1,200平方メートルで、主な展示は通史部分、専題部分と医史文化展示の三部分に分かれます。中薬標本館の面積が600平方メートル、主に中薬材標本展庁と中薬飲片標本展庁からなります。人体生命科学館が400平方メートル、生命科学を普及・宣伝することを主な特色とし、校史展覧庁は陝西中医学院の50年来の学校運営の歩みを展示し、学院関係者の積極的で進取の気性と学院の発展に重要な貢献をした学者・専門家もあわせ展示しています。中医薬文化苑の中で歴代石碑と中医薬文化壁を合理的に配置し、13の医方碑を収集・整理し、主なものには「千金宝要」「大秦景教流行中国碑」などがあります。

博覧園は教育、科学研究のプラットホームとしてだけでなく、科学普及、愛国主義教育の陣地でもあり、また中外文化交流の窓口でもあります。