清明節
古い呼び方で三月節と呼ばれ、陽暦4月5日前後で、節気の一つで祝日です。周代から始まり2500年以上の歴史を持ち、清明節の前日の寒食節に墓参りをし、祖先を祭っていました。隋唐(581-907年)になると、寒食節と清明節は徐々に清明節ひとつになってきました。清明節は24節気の一つで、一年四季の気温・降雨・気候などの変化を反映しているため、清明節になると気温が上がり種を撒くタイミングになる為、古代では清明節によって農事を按排してきました。「清明前後、種瓜種豆」「植樹造林,没過清明」(清明前後、瓜・豆を撒き、植樹して林を作るという意味です。)と言う諺もあります。清明節では、ハイキング、墓参り、祖先を祭ることが風俗になっています。
2008年から清明節は正式に中国国家の法定休日に定められました。