昭陵は唐王朝第二代皇帝李世民の陵墓で、陝西関中「唐十八陵」の中で最大規模を誇ります。陝西省礼泉県城東北22.5平方キロメートルの九嵕山に位置し、全国第一期重要文物保護財で、国家3A級観光地です。
陵園の周長は60キロメートル、面積は200平方キロメートルです。陪葬墓は180あまり、「天下名陵」と言われています。世界最大の帝王陵園です。徐懋功、尉遅敬徳、程咬金、張士貴、鄭仁泰、長楽公主、韋貴妃等40あまりの陪葬墓があります。さらに昭陵博物館を設置してあります。
昭陵博物館は昭陵陵園中心の李勣(徐懋功)の墓の前にあり、陝西省礼泉県烟霞鎮に位置します。西は県城から15キロメートル、北は陵山から11キロメートル離れており、遺跡型の博物館です。敷地面積は53キロメートル、建築面積は7,000キロメートルです。
昭陵博物館は1972年に建設され、文物財が8,000余点、昭陵文物逸品陳列室、唐墓壁画陳列室、二つの石碑陳列室(昭陵碑林)があり、昭陵陵園の40合葬墓で出土した精美な文物を400余点展示しています。磁器と紅陶のほか、昭陵特有の彩絵釉陶と唐三彩があります。そのうち張士貴墓で出土した「貼金彩絵文武官俑」は国宝級の文物です。昭陵碑林で収集した昭陵六駿碑、唐太宗像碑、昭陵図碑などが60数点、出土した墓志が40数点あります。この景勝地では年間30数万人の国内外の観光客があり、陝西省で代表的な人気景勝地の一つです。
所在地 |
咸陽市礼泉県烟霞鎮 |
郵便番号 |
713206 |
TEL |
029-35767009 |
FAX |
029-35767395 |
入場料 |
21元、学生券10元(要学生証)、団体券2割引。 |
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