蛟龍転鼓
「蛟龍転鼓」は打楽の一種類で、乾県王村鎮あたりで伝わっています。通常は新年、節句やお祭りなどの大型民間行事のある際に出演して、「坐鼓」と「転鼓」の二種類の類型があります。明代万歴21年(1594年)、長い間都に住んだ御馬太監梁忠が定年で故郷に戻る時、宮中の鼓舞を持ち帰り、太鼓の壁に「蛟」の模様を飾り、「蛟龍転鼓」を民間芸人に伝授したと伝えられています。次第に現地で最も人気のある娯楽形式の一つになりました。