社会経済
1949年の建国以来、とりわけ1978年の改革開放以後、咸陽は農業、林業、工業などが全面的に発展してきています。
(1)農業、林業
咸陽は耕地面積が41.54万ヘクタールで、陝西省の主な穀物・棉生産基地です。2004年時点で全市の農業生産額は123.8億元、新規の灌漑面積が2,506.67ヘクタール、70のダムが建造されていて、総貯水容量が2.69億立方メートルです。1万ムー以上の灌漑区域が25あります。
全市の林地面積が20.21万ヘクタール、森林カバー率が17.5%に達しており、2万ヘクタールの人工造林が完成しています。
(2)工業
咸陽は新興工業都市でもあり、紡織、電子、石炭、石油化工、機械を主体とした工業形態になっています。2004年末時点で、国営および500万元以上の売り上げを持つ非国営工業企業が319あり、総資産は326.6億元です。工業総産額は539.9億元に達しています。
(3)科学技術
咸陽市は科学技術事業にも力を入れています。1995年の経済発展計画、5,000以上の科技成果(省級以上の科技進歩奨が76項)をあげています。咸陽高等学校が11、中等専門学校が7、中等職業技術学校が38、中・小学校が3,016、専任教師が5.4万人、在校生が109.1万人います。
近年、ラジオ・テレビ事業が急速に発展し、現在ラジオ放送局が12、ラジオ番組が10チャンネルあり、ラジオカバー率は100%に達しています。テレビ番組は14、衛星テレビ地面所が400あり、テレビカバー率も90%に達しています。
|