西安咸陽国際空港は中国西北地区最大の空の交通の要で、中国第9位の大空港です。西安市の北西、咸陽市の東北方向の底張鎮に位置しています。西安市中心部から47キロ、咸陽市から13キロの距離にあります。
空港は1984年着工され、1991年9月に正式に開港しました。2000年8月、第2期工事が実施されました。2009年3月、2期増築工事が着工、2012年に工事を完成し運営を始める見込みです。
敷地が564ヘクタールで、飛行区レベルが4E級、ボ—イング747などの大型旅客飛行機が離着陸でき、レーダー空中管制システムが実施されています。現在、3,000メートル×45メートルの滑走路と3,000メートル×48メートルの平行滑走路、59の停機位置があります。空港には二つのターミナルがあり、10万平方メートルの敷地を有します。2007年4月時点で、国内74都市への129航路が開かれ、国内外(香港など含む)18都市への25航路、国内外(香港など含む)の6都市への直通便があります。2008年、西安咸陽国際空港は年間旅客量がすでに1,192万人に達し、全国各民航空港の第9位になりました。
西安咸陽国際空港は中国西部への重要な入り口であるだけでなく、西北地区と全国他地域をつなぐ基軸空港です。中国主要幹線空港、国際定期ダイヤの空港、民航総局が計画した七つの大型機軸空港の一つです。
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